2010年9月22日水曜日

Android用のバーコードスキャナにBitmapから解析する機能をつけた

Androidにはバーコードスキャナってゆーアプリがあります。

オープンソースなんですがGooglerが作っているようで、Android本体の標準アプリになってもおかしいくないような品質のアプリなんですが,こいつはカメラでバーコードを写して解析するような動作しかサポートしておらず,静止画として既にバーコードなどがファイルとして手元にある場合(ネットからダウンロードしたなど)の時には使えるものではありませんでした。

やりましょう!

で、先日ついったーで「IntentにBitmap込めて送ったら、結果が帰ってくるようなヤツ欲しいなー」とつぶやいてる人がいたので、作ってみました。

と言っても、一晩で作ったものなので,ちゃんと動いているか怪しいですが。いや、実際一部動いてないですが(汗)

欲しい人もたくさん居るっぽいので、とりあえず出来たもののAndroidプロジェクトをそのまま配布します。ライセンスは元のApache licenseを踏襲ということで。

Bitmapから解析する機能を付けたバーコードスキャナのプロジェクト

Bitmapから解析する機能を付けたバーコードスキャナ本体(デバッグキー版)

で、本来はAndroidマーケット上で流れているアプリに取り込まれてくれたほうが楽だと思うので,Google Code上のプロジェクトにパッチを提供しました。テスト用のActivityも付けたので,使い方知りたい方はこちらも御覧ください。

送ったパッチのissueページ

このページの☆を増やしてもらえると、本体に取り込まれるのも早くなるかも!?

たぶんどっかバグってると思うのですが、あまりマジメに直す気はないので、おかしいところを見つけた場合は教えてください。GitHubにでもブランチ作ります。

2010年9月19日日曜日

スマートフォンの超概略無責任見積りの算出方法を考えてみた

この資料は第二回札幌IT飲み会で発表した資料です。

問題点

たぶん、スマートフォン向けのアプリ(iPhone/Android/WindowsPhone問わず)をクライアントに提案したり、もっと進んで外注しようとしたことって、無いもしくは少ないと思うんですが,なんとなーくスマートフォンにはどんな機能があるのかは知っていても,どれくらい(時間と価格)で作れるものなのかが、いまいち感覚的に解らないのが原因なのかなーと、常々思っていました。

一番手っ取り早いのは、対応可能な企業から見積りを取ることなのですが、まだ企画段階なのに見積りを取ることに気が引けたり、どんなアプリにするかまだまとまってなかったりしていて、ウヤムヤになってしまうことが多いんじゃないでしょうか。

やりましょう!

そこで作ってみたのが、超概略無責任見積りです。

まーもちろん正確な見積りとは程遠いですが,プログラムのことは全然解らなくても,なーんとなくの超概算ぐらいはつかめるんじゃないでしょうか。

とはいいつつ、この見積りへ入力する条件として、画面数やボタンの数などを把握する必要があるので,紙に画面を書けるぐらいの知識(Webシステム見合いでOK)は必要となるので,実際にはWeb屋さんが使うための手法となります。

手法としては,

  • 積み上げ
  • Webシステムの見積からのコンバート

の2つを考えてみました。

詳しくはこちら。

ここで使っているシートは超概略無責任見積り計算シートにアップロードしてありますので,ご自由にお使いください。OpenOfficeで作ってますがodsなので何でも開けるはずです。ただし、見積り精度的に困ったことが起きても、知らんぷりしますが。。。詳しくはスライド確認のこと

おしえてエライ人!

で、こんなの作っちゃったら、詳しい人から「全然ちげーよバーカバーカ」って言われるのは目に見えていますw。まぁ当然全然違うと思ってるのですが,逆にスマートフォンプログラマの目線で、受注金額と単価から逆算して、単位日数の精度を向上させることができると思うのです。

上記計算シートの2ページ目に、(至極簡単ですが)プログラマ向けに逆算用のシートを用意したので,自社案件に置き換えて単位日数を逆算してみてください。

もし可能なら、精度向上に向けたサンプルとして逆算した単位日数を教えてもらえると嬉しいです。一応収集用としてフォームを用意してあります。

単位日数サンプル入力フォーム

もしサンプルがある程度集まりましたら、改訂版を公開しようと思っています。