2008年6月30日月曜日

Rocket-starterがニコ動で紹介されていました

朝起きてメールチェックしたら、Rocket-Starterのフォーラムからメールが届いていて、Rocket-starterがニコニコ動画で紹介されている事を知りました。

【ニコニコ動画】GemCast.1 Rocketstarterを使ってみる

インストールから実際に使っているところが紹介されているんですが、途中でバグったりして、ちゃんとテストしてないのがモロバレでした。近日中にアッブデート出します。

でも、いやー、こういうの、嬉しいですね。モチベーションがあがります。

このビデオの意義

このビデオの投稿者の意図とも被るかもしれませんが、以下のような事を感じました。

  • いやぁ、やっぱりビデオはわかりやすい。取っ掛かりとしては最高のメディアなんじゃないでしょうか。自分もビデオ録画&公開したいなぁ。(MacOSXでスクリーンと音声を録画できる便利なソフトを知っている方はコメント入れてください)
  • このビデオを公開した動機にも絡むんだけど、現在日本人にやさしいgemを紹介しているサイトって無い(少なくとも知らない)んだけど、実際には有用なgemもたくさんある。でも、どんな機能を持っているgemがあるのかがRubyForgeだけではわかりずらく、効果的に告知する土壌も無い。…ので、この投稿者はニコニコ動画を選んだんじゃないかな、と。
  • RubyとかRails絡みって、ちょっとした事でトラブルに遭いやすく、コツを知らないと乗り越えられない。こういう意味では、このビデオは地雷原突破精神(w)を持って(おそらく練習する事無く)初めてのgemインストールをありのまま伝えた、という意味は大きいんじゃないかな。たぶん、こういうエラーが出たら、ここを見る(ファイルや行数を頼りに、とりあえずソースを開いてみる)とか、ニコ動のコメントにも入っていたけど、「こんな事ってよくあるよねー」みたいなことって、慣れてない人には伝えにくくて、書籍やWebにも載ってない情報なんじゃないかな、って思った。
  • でも、この投稿者って自分で原因調べて、突破できてるよね。これをビデオに残しておくのって、会社とかで、詳しい人の仕事の仕方を後ろで見学しているのに似ていて、学習効果も高いんじゃないかな。てか、もっと言うと、XPのペアプログラミングみたいなもんかなと思った。適切な場所にコメントで突っ込み入れているってのがその証拠。
  • 開発者(おいらなど)にとって、エンドユーザ(この投稿者)がどんな風に思っていて、どういう風に使うのかっていうフィードバックが、直接くる分イメージが伝わりやすい。特に、初めて使うときに、どこで引っかかるかとか、ここが良いけどここが悪いみたいなのがニュアンスとして伝わってくるのは、文字にはできない事であり、大きいと思う。
  • MacOSX10.5しかテストしてないけど、debianでも動くんだね、へー、良かった。(おい

なので、おいら的にこの企画大賛成です。次回作期待しています。

てか、録画さえ出来れば、自分もやりたいです。

ビデオを見て、「あ、いいなー」と思えば、本家行って詳細を調べれば良い話だと思うので、取っ掛かりを作りたいです。

gemの評価サイトを作りましょうプロジェクト

で、上記にも書いたんですが、gemの代表的な解説サイトが無いんです。

でも、たとえばRocket-starterと同じような事ができるgemが複数あるにも関わらず、それが知られていないために使われていないというのは、かなりもったいないんです。 (複数あるという事実は、1つ1つそれらしいカテゴリのgemを調べる事で得ましたし、実際にも使ってみました。結構時間もかかりましたので、普通の利用者はここまでしないと思うんです)

RubyForge自体はすばらしいサービスなんですが、検索機能が(特に日本人にとって)使いづらい。属性でのフィルタリングも無い(あるのかもしれないけど知らない。気づかない)し、キーワード検索の対象になっているのって一部の項目だけだし、どうせ全部テキストなんだから、ソースも含めて全文検索する機能をつけても良いと思うんです。日本語のキーワード打っても引っかからないしね。

gemをリリースするような段階で知ったんですが、レスポンスが無いとか、用途が被ってしまうgemを作ってしまったために開発意欲を失った開発者が結構居るようで、α版のまま止まっているようなgemも多い(これはこれで邪魔)。gemの数自体は去年よりかなり多くなったように感じていますが、使われていないにもかかわらず、リストには残っているので、gem listを目で追うだけで結構な労力です。

あと、Rails系で特に痛いのが、バージョン間の互換性問題ですが、これもブログなどにちょこちょこ載っているだけで、集約されているサイトなどが無い。おいらはRailsのプラグイン向けのWikiもやってますが、特定バージョンを入れていちいちテストなんてしないし、(仕事以外で)する人も居ないでしょうから、「このバージョンでこのバージョンは動いたよ」という情報(動いた時のgem listの内容を集計とか)がコマンド一発で送信できるのが最良だと思うんです。(あ、これはまた新しいプロジェクトの予感)

長くなりましたが、gemの評価・集約サイトを作ろうかなと思っています。

仕組み的なものは大体見えてるんだけど、問題はサーバかな。

  • gem list -rからgem名を取得し、gem specification gem名から概要を取得して、DBに突っ込み、解説ページに使う
  • 過去バージョンもそれぞれにコメントが付くようにする(過去バージョンってどうやって拾うんだ?今のgemって)
  • 集約システムをオーブンソースにして、外国にもクローンを置いてもらう。データは自動で定期的にマージする(のがいいなぁという理想)
  • レーティング欲しいよね
  • 上記のような「動いたgemの組み合わせ事例」の集計
  • ソースも含めた全文検索
  • gemの状態を定期的に更新
  • 日本人に優しい検索。具体的には日本語でキーワードを入れてもちゃんと引っかかるように。w
  • 属性とかでちゃんと検索できるように。
  • ブログとかニコ動へのリンク

あー、結構大変かも。段階リリースが必要ですね。

賛同者募集中です。賛同いただける方はコメントに「勢い」を書いてくださいw


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