最近色々思うことがあって、年末年始はたくさん本を読もうと思っています。
で、おいらは他人様より本を読むのが遅いので、このまま読むとすごい時間を消費してしまいそうだったので、最近売れているらしいフォーカスリーディングという本を読んでみました。
"フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術" (寺田 昌嗣)
フォーカスリーディングを買おうと思った理由
- 大量の本を読むための時間を節約しようと思ったから。
- ソレ系のサイトでとりあげられていて、まぁ、悪くない評判だったので。
- amazonのコメントなどで、昔の有名な本の焼き直しみたいなことも言われてるけど、逆を言うとそれって結構的を得ていることが書かれているってことだよね?
- 「10分で本が読める」とは言ってないこと。「1冊10分のスピードで、10倍の成果を出す」と書いてあるだけで。要は妖しげ速読術の本では無いと思ったから。
フォーカスリーディングってどうよ?
結構はっとすることが色々書いてあります。
- この本は、「本を早く読むための本」では無い
- この本は、「如何に効率的に読書によって知識を得るか」について書かれた本。要は「本の読み方」について書かれた本
- 読書の投資対効果 = (著者の力 × 読者の経験値) / 読書にかけたコスト × あなたのビジネス力
- 本を読む前に、なぜ本を読む必要があるのかを明確にする
- 全文を読む必要はない。細部を捨て、必要なところだけ読む
- 1回で全てを読むのは非効率かもしれない。実は浅く数回読んだ本が理解が早いかも知れない。
- 得るものが少ない本は、途中でも読むのを止める。おいらの場合、本の価格より本を読むための時間コストの方が高い。得るものが少ない本を読むより、プログラミングした方が良い。
- 本を買わずに、本を読んだ友達をお茶に誘って、ポイントを聞き出した方が効率的かも
- 狩猟採取型読書と農耕型読書を意識する
- 一応速読についても書いてあるけど、あまり重点は置いてない。こういうことができたら、読み方に幅が出来るよー程度。でもかなり具体的に書いてある。
で、どう思ったか?
- どちらかというと、おいらが良く読むような技術書ではなく、ビジネス本を読むときのことを対象に書いてある気がする。技術書だと、前提条件が分からないと以後の話が理解できないので、飛ばし読みできないからね。
- 全文を読む必要はない、という部分には結構ショックを受けたかも。確かにそうだよねー。読む速度が遅いなら、如何に読む文書量を少なくするか、に重点を置くべき。
- 速読については、あーそうなんだー程度。おいらにとって速読はやはり嘘臭さがあるので、「全文読まない」の方がインパクトがあって、現実的に思えた。
- 大事なのは、本を読むことではなく、本から得られた知識を使うこと
オススメできるか?
うん、1100円と安いし、本をたくさん読む必要がある人や、上記で興味を持った人は読んでみると良いと思います。あると思います。
この本を読んだあとに見たら良いと思うもの
本の選び方が参考になりました。。
いつもたくさん読んでいる人のノウハウ
中古本の横断検索サイト。有名な本なら結構安く手にはいるかも。
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