ええと、最近マジメに英語を勉強しているのですが、どう勉強したら効率的なのか疑問に思う部分もあったのでこの本を読んでみました。
"英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法 (アスカカルチャー)" (小川 慶一)
英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法を買おうと思った理由
- サイトで紹介されていて、結構評価が良かったので興味を持った
- 実際に本屋で立ち読みしてみて、あーなるほどねーと思う部分があったので買ってみた
- 特に、うまく勉強時間を確保して、如何に効率的に勉強するかを、科学的に理論立てているのが気に入った
英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法ってどうよ?
- TOEICで点を取りたいなら、まずはボキャブラリ重視。TOEIC500点ぐらいから文法知識も重要になるけど、最終的にはやはりボキャブラリが重要になる。
- 覚えたことを忘れないようにするには、まず復習すること。そして覚えるときに強烈なショックを覚えること。でも、極論的にこの二つは同じ事。
- パッシブ・レビューよりアクティブ・リコール。要は、何度も読み返すより、考えたり書いたりする方が効果的。
- 人間が一度に覚えられる数は7個まで。これをチャネル・キャパシティーと言う。
- 効率的に覚えるには、背景事情や理論から覚える、各論より総論から覚える、順番を入れ替えたり、カテゴリー化したり、語呂合わせと音で覚えたりすると良い
- 単語はコンセプトで覚え、訳は覚えない
- 「マクドナルド」を聞き取れないとき、日本人は「まー・くー・どー・なー・るー・どー」と同調同長で言うけど、英語圏の人は「マッダナーズ」と強弱をより強調して言う。これが日本語と英語の音の違い。
- ラテン語系の単語は、語源に接頭辞・接尾辞などをつけて機械的に組み立てられたような構造になっているものがある。語源の数は数百だが、そのバリエーションは多く、要点さえ覚えれば理解もしやすい。
- 語学の勉強では、わかってもわからなくてもいいから、適当にがんばったらさっさと次に進むのが大事
- 成果 = 環境 × 集中 × 時間
で、どう思ったか?
- 私の英語学習法と題しているだけあって、効率的な学習法と、学習時間の確保の仕方や、効率的な時間配分など、実践に即した内容に、大きくページを割いている
- 学習内容はTOEICに絞ってあるので、この通りにやるだけだと、読めるけど、書いたり話したり出来ないと思う。ただ、効率的に学習するには、ちゃんと読めるようになってから、書いたり話す練習をした方が良いと他の本にも書いたあったような。
- 結構さくっと読めて、それでいて気持ちいい。理解した気になる。
- やっぱり如何に効率的に勉強するかを、科学的に理論立てているのは、読んでいて気持ちが良い。(プログラマだからなんでしょうねぇ)
オススメできるか?
英語学習に限らず、語学系の学習、もっといえばあらゆるモノの勉強をする前に読んでおくことをオススメします。特に会社員など、時間が限られてしまう方へ。
自分の子供が大きくなっても、機会があれば読ませると思います。
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ボキャブラリ重視というあたりは、結構核心突いてる気がする。
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