パチンコで勝ったので、このアブクゼニが無くならないうちに勉強会をUst配信するために必要な機材をバック1つにまとめたセット(以下勉強会配信セット)を作ってみました。
方向性としては、
- 配信に必要なものがバック1つに収まること
- 最低限のクオリティを確保しつつ安価であること
- 勉強会間で貸し借り可能なこと(LOCALで管理する前提でまとめました)
- ネットワーク回線は調達方法がいろいろあるし、責任問題が付きまとうからセットには含めない
としています。
「ちょっと○○配信したいから貸してよー」「ほーい」と簡単に貸せるセットとして使いたいのです。
以下にセット内容と選定理由と購入価格と短評をまとめてみます。
Webカメラ
"Logicool キューカムプロ9000 QCAM-200S" (ロジクール)
購入価格 : 約8000円
購入理由 : 勉強会配信に関して異常な技術力を誇るRuby札幌がお勧めしてたから。
どうよ? : カメラ性能はWebカメラとしては良い方だと思う。注目すべきはマイクの性能で、質疑応答はマイク無しでもなんとか聞き取れる程性能がよい。ただ、カメラ固定用の穴がないので、三脚などのへの固定には工夫を要する。(ガムテープとかね) Windowsなら高画質モードがあるみたい?(未確認)
参考 : メーカーリンク
三脚
"SLIK 三脚 800G-7 SLIK800G-7" (スリック)
購入価格 : 約4000円
購入理由 : まぁなんでも良かったんだけど、安くて、カメラの高さが地面から1.5m以上にあって、軽いこと(700g)が決定要因だった。
どうよ? : んー。普通に良い。特に困ったことはないなぁ。
参考 : メーカーリンク
三脚を設置する場所が無いとき用の固定器具
"ケンコー カメラ用三脚 JOBY ゴリラポッド 086821" (JOBY)
購入価格 : 約3000円
購入理由 : レイアウト的に三脚が置けない場合があると思うので、ポールや天井への固定用に買ってみた。JOBYゴリラポットSLRかSLR-ZOOMというグレードなら、それぞれ800g/1.5kgまでの加重に耐えられるのだが、一番低いグレードはくにゃくにゃしてて使い物にならないので注意。おいらはSLRを買ったので800gまでだけど、これならスタビライザーを付けても実用十分。
どうよ? : まだ実践未投入。でもまぁ、三脚が使えるならそれが一番かもね。セッティング楽だし。
参考 : メーカーリンク
Webカメラ固定用台座
"Manfrotto カメラスタビライザー 797 Modopoket" (manfrotto)
購入価格 : 約3000円
購入理由 : キューカムプロ9000 QCAM-200Sはカメラ固定用の穴が無いので、三脚にならガムテープでなんとか固定できるものの、ゴリラポットは流石にムリ。汎用性を確保したいならカメラ側に細工をするべきだと思ったので、これを買ってみました。まぁ、固定用の面積稼ぎですわ。
どうよ? : 現状買って正解でした。ただ、まぁ、結局はテープで固定なので、カメラ固定用の穴と同じ山が切ってあるプレートを自作した方が安上がりでしょうね。ちなみに、ゴリラポットと組み合わせた状態はこちら。
USB延長ケーブル
"バッファローコクヨサプライ Arvel USB2.0対応 リピーター ケーブル 5.0M グラファイト AUR09GR" (バッファローコクヨサプライ)
購入価格 : 約2000円
購入理由 : キューカムプロ9000 QCAM-200SはUSB接続なんだけど、ケーブルが1.5mぐらいしかないので、三脚の隣にPCを置く必要があって、レイアウトがかなり制限される。そこでUSB延長ケーブル(オス-メス型)が必要になるんだけど、5m延長するならリピータ機能付きの方がなんとなく安心かなーと思って買ってみた。
どうよ? : うん。普通に使えた。やっぱりケーブル長いと楽だわ。
配信用ソフトウェア
配信中は結構CPU負荷かかるなぁ。理想的には配信専用PC+配信担当者がいた方がいいでしょうね。
- Ustream 〜言わずと知れた動画配信サービス。Webカメラで撮った動画をライブ中継しながら録画できる。IRCを使ったチャット機能付き。プロジェクタに余裕があればIRCの内容を勉強会にフィードバックできて、盛り上がる。利用は無料。
- CamTwist 〜Mac用。動画にエフェクトをかけたり、スクリーンキャストできたりする。そもそもドライバがないためMacは標準ではキューカムプロ9000 QCAM-200Sを扱えないが、このアプリを経由すると使えるようになるため必須。詳しくはCamTwist - UstreamまとめWiki 参照。
その他雑多
雑多なので100均を中心に揃えたものです。イヤホン以外必須ではないですけどね。
- 携帯用バック〜30cm四方ぐらいのバックなら、三脚が飛び出すぐらいで収まる。家に余っていたもの。
- Webカメラ用ポーチ〜レンズ傷ついたらヤだからね。100円。
- 固定用テープ〜100均で打ってるガムテープで良いかも。Webカメラの固定の他、あると何かと便利。
- カッター〜テープを切るためのもの。無いと上手に切れないので。
- イヤホン〜Ust中継中に画像は簡単に確認できるけど、音声はイヤホンか無いと確認できないので必要。(周りの迷惑になるからね)
- Windows用ドライバCD〜キューカムプロ9000 QCAM-200Sに標準でついているもの。Windowsの場合はドライバが必要らしいので。Macの場合はドライバはいらないけど別途CamTwistが必要。貸し出す前提なので。
- 簡易マニュアル〜セット一覧とUstream.tvの簡単な使い方をプリントアウトしたもの。貸し出す前提なので。
その他PCとか電源タップとかLANケーブルとかは当たり前に必要だけど、それは準備できるでしょ。
まとめ
と、いうことで、約2万円ぐらいで勉強会配信セットを作ることが出来ました。
実用十分です。
先日PHP勉強会を配信してきたので、実際どんなもんか確認してみてください。(配信用回線は施設からレンタルしたものです。配信用アカウントも勉強会側から借りたものです)
欲を言えば、ネットワーク越しに勉強会に参加している人のフォロー用に、IRCを投写できる携帯プロジェクターがあれば言うこと無しですね。(このためにわざわざもう一台プロジェクターを用意するのは大変ですし)
あ、そうそう。勉強会をUst中継する場合、配信チャンネルが決まっていることが多いと思うけど、そのチャンネルを使うことが出来るUstreamのユーザ名とパスワードは事前に確認しておいた方が良いかもしれません。
1 件のコメント:
まいむぞう++
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