先にWebサイトの企画にペルソナを使ってみたを紹介していましたが、実際にはもう1冊の本を購入していました。
(おいらは新しい事を始めるときに、「考え方を説明している本」と「リファレンス系の本」の2冊を合わせて買う事が多いです)
"ペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイト" (棚橋 弘季)と比較してみると、ぞれぞれ特徴的だったので、まとめてみます。
まず、もう1冊の方の本がコレ。
"最強のWebコミュニケーションシナリオ お客さまとの絆をつくるインサイトマーケティング" (濱川 智)
まずこの本の感想。
- 商品やサービスに対する「ニーズ(必要性)」と「インサイト(動機などの心理)」を分けて考え、ペルソナを使う事でインサイトを効率的に理解しようと言う論法で進みますが、構成がうまいのか250ページ強の本を一気に読めてしまいました。
- 私は読むのが遅い方ですが、1日ぐらいで読めました。
- ペルソナ作って、それからどうするの? と比較すると、具体的な調査方法やペルソナやシナリオを作るときの具体的手法の話は省かれているのですが、その分「どうしてインサイトが必要なのか」「ペルソナからどうやってインサイトを見つけ出すのか」「見つけたインサイトをどうやって活かすのか」については厚く語られ、数個の具体例からもイメージや理解がし易かったです。
- 逆にペルソナ作って、それからどうするの? はリファレンス的に実践に役立つ本だという事も理解できました。
- Amazon上での評価も高かったので購入したのですが、なるほどその通り、という感じでした。
上記にもある通り、使い分けとしては
- 全体的な考え方や、インサイトの見つけ方、活かし方などは最強のWebコミュニケーションシナリオ
- 具体的な調査方法や、ペルソナ/シナリオの取りまとめ方法などはペルソナ作って、それからどうするの?
- 実務で使うなら両方買って併せて読んだ方が理解が早いかな
- 逆に、どっちかの本だけなら、ちょっと足りない感じでしょうか
さて、実務の方でうまく使いこなせればいいのですが…
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